114060は、2017年3月頃まで60万円台で購入可能でしたが、2017年11月には70万円台となっています。
その後も上昇は止まらず、2018年9月には80万円台となり、2019年7月現在では90万円台に達しています。
そういった意味では、114060は、優秀な値動きとなっているといえ、実際そのイメージは人気モデルだといえるでしょう。
けれども、そういった実力があるにもかかわらず、他のセラミックベゼルモデルが高くなった結果、唯一100万円以下で購入可能という“お買い得さ”を感じる状況となっているのが面白いと感じます。
筆者は、以前からサブマリーナのノンデイトは世代を問わず好きなのですが、そういったことを思っている方は少数派ではないようで、4桁では『デイトよりノンデイトのほうが高い』という現象が起こっています。
本来、ノンデイトよりデイトのほうが高級なのですが、デイトナのコンビがステンレスより安いように、人気があるほうが高いという状況になるのは珍しくありません。
しかし、6桁や5桁では、ノンデイトのほうがデイトより安く、特に現行世代ではそれが顕著だといえます。
筆者としては、サブマリーナの「デイトが無いことによるガンガン使える感じ」は現行モデルのほうが親和性が高いと感じるため、デイトより高くなっても不思議ではないと感じるところですが、116610LNと114060の相場は今でも10万円以上離れています。
5桁世代では、一時期ノンデイトよりデイトのほうが安くなるという状況になったものの、6桁では未だかつてノンデイトのほうがデイトより高いという様子を見たことがありません。
今後、6桁世代のデイトとノンデイトがどのような価格序列になるかはわかりませんが、現在の114060の「人気モデルだが、セラミックベゼルとしてはお買い得」という状況は面白いと感じます。
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