この116713LNで興味深いのは、7月と比べて値上がり状態という稀有な値動きはもちろん、これまで目立った値動きをしなかった印象があるにも関わらず、この1ヶ月で8万円以上という値動きとなった点だといえます。
1ヶ月で8万円以上の上昇ということは、2019年上半期においては、あまり珍しくなかった印象がある一方、そういった動きに該当するのは大人気モデルという傾向。
この116713LNのようなコンビモデルでは、そういった「大」がつくほどの人気モデルは存在しないといえるため、現在の動きは凄いと感じます。
まして、SSの116710LNがバーゼル以前の水準程度にまで値下がりしているということがあるにもかかわらず、そのコンビモデルである116713LNが大きく上昇しているというのは、意外だとしかいいようがありません。
デイトナがそうであるように、人気モデルのSSとコンビの価格差は逆転現象が起こるほど差が少ないともいえますが、今年生産終了GMTマスター2の“LN”では、SSよりコンビのほうが40万円以上も高い状況であるのです。
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