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2018年水準より安い、シードゥエラーディープシー黒文字盤116660

現在、116610LN10万円単位の値下がり傾向となりましたが、それでもこのディープシーと同じ価格帯に位置しています。

そういった意味では、ディープシーの黒文字盤という存在は、かつての価格序列を考慮すると、人気が弱いとも感じてしまいます。

また、それは値動き的にもいえることで、116610LNを含め、他の値下がりロレックスが2018年の水準まで下落していないのに対し、この1166602018年11月を下回る水準

他の現行世代ロレックスが2019年に入ってから派手に値上がりしていった一方で、116660は大きな変化がなく、それでいて、8月現在他の人気モデル同様に値下がりしてしまっているわけです。

ディープシーは、2018年に新しいムーブメントを搭載し、型番が変化しました。ただ、その見た目は116660と大きく変わっていないため、このモデルも未だ現行世代という印象が強い状況だといえます。

116660黒文字盤は、かつての人気度やこの時計が持つ特殊な要素を考慮すると、実は今、かなりなお得感を感じるロレックスといえるかもしれません。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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