腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」

2019年初代の様子、オーバーシーズ42052白文字盤

ちなみに、ロイヤルオークも2017年頃まであまり目立った値動きをしておらず、15000STなどは70万円台という水準で購入可能でした。

それが今となっては、100万円以下では買えないわけで、モデルによっては数十万円単位の上昇をするなど、目立った値動きがある状況です。

それに対してオーバーシーズの第一世代3針モデルは、今の時代でも60万円台という水準に位置するわけです。

決して値動きしていないわけではないため、ロイヤルオークのような未来がないとは言い切れないとも感じます。

なお、この世代のオーバーシーズで最近人気があると感じるのは、アラビア数字の黒文字盤。クロノグラフでは、銀文字盤より10万円程度高い価格帯に位置する様子があります。

それがミディアムサイズでは、アラビア数の黒文字盤はそれほど価格差があるわけでないため、今後どのような評価になるのか、こちらも興味深いと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -