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ついに評価された、カラトラバ96

96には様々なバリエーションや年式があるため、同じ年式、同じ仕様で比較するのは困難どころか、ほぼ無理だといえます。ただ、これまで仕様違いによってそれほど大きく価格帯が変わるという傾向もなく、先のように黒文字盤でも「そこまで高くない」という時代があったぐらいです。

そのため、かつての価格と比較する場合、ボトム価格同士で比べれば良いといえるわけなのですが、そうすると、2016年からの3年間で90万円以上の上昇となっていることが分かります。

ちなみに、現在、黒文字盤の96は売り出されている姿を見かけませんが、現在、96はボトム価格でも200万円以上という水準であるため、もしも売り出されたならば、黒文字盤の評価はどうなっているのだろうと気になるところです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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