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400万円台になった、GMTマスター2黒文字盤116719BLRO

この116719BLROは、

  • 7年ぶりに復活した青赤
  • WGモデル
  • という内容から、要素的には「かなり高そう」だと感じた反面、相場的にはこれまであまり目立った評価とはなっていなかったといえます。

    しかし、2018年以降徐々に上昇傾向となり、今ではついに400万円台。やっと、「青赤のWG」というイメージ通りな水準になってきたと感じます。

    なぜ、今のタイミングで上昇したかというと、その理由はおそらくモデルチェンジであると考えられます。

    116719BLROは2014年のデビュー時は黒文字盤でしたが、2018年に青文字盤に変更。そして、2019年にモデルチェンジされたため、116719BLROの青文字盤は結果的に1年しかラインナップされておらず、かなりな評価となったわけです。おそらく、黒文字盤もそれに影響されて高くなったのだと思います。

    今後、WGの青赤は青文字盤が標準色となるため、再度黒文字盤が出ない限り、黒文字盤のWGはレアとなることもあるでしょう。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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