白文字盤にステンレスブレスの時計、短パンTシャツに良く合いそうなぐらいカジュアルです。ただ、カジュアルの方に結構振れているため、冬の時期には強く「装着したい」と思わないかもしれません。そういうことから、特に”1本だけ高級腕時計を持つ”という場合の選択肢としては黒文字盤のサブマリーナを買っておいたほうが何にでもあうので”無難”です。
このエクスプローラ2、2011年に6桁リファレンスの216570が登場してから生産終了となり、高値に転じました。
その頃、時計相場は全体的に安かったため、エクスプローラ2は白文字盤・黒文字盤ともに25万円〜26万円ぐらいで取引されていたのです。
(そのころのパネライルミノールベースも似たような相場でした)
そして、2012年ごろより生産終了の影響を受けて30万円台後半へと突入し値上がりをしていきました。
そこまでの値上がりは順調でした。
しかし、そこから現在にかけて相場がほぼ変わっていないのです。
その他の5桁リファレンススポーツモデルはどれも、2012年よりもっと値上がりしています。例えば青サブは40万円前半から60万円以上まで値上がりしています。
それがエクスプローラ2はほぼ値段が変わらず30万円台後半のまま。
値上がり率が低いため、今となってはなんだかお買い得な気がします。
エクスプローラ14270・114270の相場が40万円以上となってきている今、エクスプローラ2が36万円(税込)は安いでしょう。
白文字盤が中古で36万円というのはかつてこれが現行で販売されていたころの”並行新品価格”だったため、それと比べるとお買い得ではありません。
ここで、現在60万円以上というGMTマスターの値上がりを確認してみましょう。
1 不人気
2 →いったん値上がり(かつての新品価格=中古価格 程度に)
3 →大幅値上がり(60万円以上)という
というステップを踏んでいったのです。もしもこのエクスプローラ2が現在”2”のステップに相当しているということだった場合、将来的にはGMTマスターと同じ価格になってもおかしくありません。今でこそ高いGMTマスターも2006年ごろまでは不人気=安いスポーツモデルの代名詞で、誰も値上がりするとは思っていませんでした。(当時エクスプローラやデイトナ、さらにパテックも値上がりしたという事実を知っている人はいました)
いずれにしても、他のスポーツロレックスと比べるとエクスプローラ2、特に白文字盤はお買い得なので、休日用のカジュアル腕時計等=2本目以降の時計として1本おすすめです。
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