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ダイヤ文字盤2017年からの変化、デイトナ16523G黒文字盤

16523は2017年11月頃から徐々に値動きし、それまでの100万円前後という水準から110万円台、120万円台、130万円台というように変化していきました。シャンパン文字盤の場合、2017年1月時点では約98万円という水準だったのが、2020年1月現在では約133万円といったところ。つまり、3年での値動きが35万円程度となるわけです。

そうすると、この16523G黒文字盤の2017年⇒2020年における値動きもほぼ同様という印象となり、16523デイトナは、この3年ぐらいの期間で30万円程度の上昇となったといえるかと思います。

2017年の選択肢としては、通常文字盤、ダイヤ文字盤、どちらを選んでも同じような動きとなったわけで、いずれも正解だったということになるでしょう。

ただ、ダイヤ文字盤のほうが価格帯が20万円程度高いため、お得感という意味では通常文字盤が勝ったという印象があります。

なお、この世代のデイトナコンビモデルには、黒、白、シャンパン、グレー文字盤がありますが、1652316523Gでは、高値傾向となる文字盤が異なる様子。16523Gでは黒文字盤が白文字盤よりも高いのに対し、16523だと黒文字盤がボトム価格となっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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