筆者が記事準備中にボトム価格だった個体は約103万円だったのですが売り切れ。そして、次に約105万円の個体を対象としたらそれも売り切れてしまいました。
その結果、現在ボトム価格は約106万円となっているのですが、これは2020年2月の約105万円に近いといえます。
ですから、4月に一旦95万円になった116610LNは2ヶ月で回復したということなるわけですが、仮に4月に買っていたならば、11万円の値上がり体験となったことになります。
さて、ここ1年の人気腕時計の中古相場といえば、『目立って上昇⇒下落⇒回復』といった様子があるといえますが、116610LNの現在水準はどういった立ち位置になるかというと、以下のようになります。
この1年半における116610LNの動きですが、2019年上半期に100万円以上という水準に到達した後、110万円台となるのですが、その後すぐに100万円以下に下落しています。
その後は、2020年初頭の回復トレンドで100万円台に戻りますが、4月には新型コロナの影響で再び100万円以下になってしまっています。
そして今、再度の回復トレンドで116610LNは再び100万円以上に変化。微々たる差ではありますが、2019年7月水準に次いで歴代2位という状況です。
上記116610LNの動きについてですが、上のように並べてみると「乱高下気味」にも見えてしまいます。
しかしながら、それら価格変動はいずれも全体的なトレンドに影響されているといえ、この1年において、いかに多くのモデルが激しく動いたかが分かるといえます。
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