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ドラマがある動き、エクスプローラー114270

エクスプローラー114270は、2001年に14270の事実上のマイナーチェンジモデルとして登場しましたが、新しい型番になったことから“新モデル”という扱いで、デビュー当初はプレミア価格になっていました。

その当時、前モデルの14270は、現在の116710BLNRに匹敵するような人気度だったため、114720のデビューは大ニュースだったわけで、プレミア価格だったとしても何ら違和感はなかったのです。

けれども、ここ数年の様子では、114270の値動きは“鈍”な印象。

大きく値動きするということは稀で、価格ステージが変化するのも2年に1度とといった頻度となっています。

実際、この3年間の価格ステージは、2017年5月に『30万円台⇒40万円台』、2019年6月に『40万円台⇒50万円台』という変化にとどまるのです。

ですから、4月の下落は、一度変化した価格ステージが元に戻るという様子だったわけで、なかなかインパクトのある値下がりだったといえます。

それが3ヶ月で回復し、過去最高値レベルを上回る水準となっているわけですから、今回の動きもまたドラマがあるといえるのではないでしょうか。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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