以上のことから、この25721TIは、チタン枠としてコレクションに加えやすい状況だと感じます。
チタンモデルは通常、同じラインナップのSSよりも割高といった傾向が珍しくないため、「割高」な印象があって手を出しづらいイメージがあるといえます。
実際、この25721TIは2016年の段階では15400STなどよりも随分高い価格序列だったわけです。
今では、3針人気の高いロイヤルオークですが、2017年頃まではオフショアのほうが高い傾向がありました。まして、チタンなど特殊素材のモデルとなるとより高い印象があったわけです。
ちなみに銀文字盤の15400ST.OO.1220ST.02は2016年10月において約127万円だったわけで、この25721TIよりも60万円ほど安かったのです。
しかし今では15400ST.OO.1220ST.02は260万円以上という水準。一方このオフショアは198万円で購入可能であるのです。
というわけで、この25721TI.OO.1000TI.06.A、2016年の段階では「高いロイヤルオーク」という印象だったのが、今では「お得感がある」に変化したわけで、チタンという特徴とともに、検討する楽しさがある1本だと思います。
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