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久々に120万円台という様子、GMTマスター2 116710LN

120万円台に回復したものの、現在水準はまだ歴代1位とはいえない様子。これまで記事でお伝えした水準として最も高かったのは、2019年3月の約127万円ですから、現在の約121万円というボトム価格では、まだ2019年3月水準に対して6万円ほどの差があるのです。

とはいえ、120万円台となったのは久々のこと。2019年8月に100万円を割って以降、120万円台というボトム価格は一度も見なかったわけで、1年以上という月日をかけて、下落トレンド以前の状況に戻ったような感覚だといえます。

近頃、2019年上半期並の水準に回復するモデルが多い傾向がありますが、この116710LNもまさにその例だといえるでしょう。

すると気になるのは116710BLNRのほうですが、そちらの現在ボトム価格は150万円台後半。2019年上半期のピーク水準は170万円台だったため、まだ「2019年上半期並」とはいえない様子です。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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