2018年1月と今とでは、ノーチラスの相場は大きく変わったといえますから、この3700コンビが300万円台⇒900万円台となったのも、そういったことを考慮すると、意外と驚きには値しないといえます。
実際、2018年水準では、年次カレンダーの5726/1A-010は約538万円、クロノグラフの5980/1A-014は878万円という水準です。
現在、5980/1A-014は1100万円以上となっており、5726/1A-010に関しても一時1000万円を超えていました。
ですから、そのような動きを考慮すると3700という初代ノーチラスがこのような値動きとなったのは違和感がなく、むしろ、初代なのに意外と変化していないという印象にもなるかもしれません。
もちろん、これはコンビモデルにおいての評価。ノーチラスでも、デイトナでもコンビ人気は高くないといえるため、価格序列においても、値動き的にもSSやYGモデルよりも弱い傾向があります。
しかし、それでも3700コンビは、2018年1月から2020年10月にかけて「300万円台⇒900万円台」という変化となっているわけで、「初代」という人気要素と「コンビ」という不人気要素のバランスを考慮すると、落とし所ともいえる変動額なのかもしれません。
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