ですから、この114200オリーブグリーン文字盤は、ついに「デビュー時の新品実勢価格よりも、その後の中古相場のほうが高い」ということを達成したことになるわけですが、エントリーレベルのモデルでこのようなことが起きるというのはかなり珍しいことです。
また、このオリーブグリーン文字盤は、114300ダークロジウム文字盤のような「人気モデル」というキャラクターでもなかったわけですから、「普通のエントリーモデルが目立って上昇」という事態でもあるわけです。
ましてこの値動きは、リーマンショックからアベノミクスのように「安い時期⇒高い時期」という期間に起こったのではなく、「高い時期⇒高い時期」という期間に発生。さらに、「かなり前の新品価格よりも高くなった」わけではなく、「5年ぐらい前の新品価格と比べて高い」という状況であるわけです。
ですからこれは前代未聞の出来事といえるわけで、「凄い」ことだと思うのです。
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