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デイトナの次に人気というポジションの行方、GMTマスター2緑文字盤116718LN

他の記事でもお伝えしたように、近頃の動きといえばK18ブレスレットモデルが目立って上昇しているという傾向があります。

その結果、旧6桁世代のYGサブマリーナは400万円台という水準に到達。現在、116618LBのボトム価格は約407万円となっています。

それに対して、116718LN緑文字盤のボトム価格は418万円という状況。つまり、現時点での両者の相場差は10万円程度であるわけです。

先程お伝えしたように、2020年1月時点では53万円もの差があったわけですから、いかに相場差が少なくなったかということがお分かりいただけるかと思います。

近頃、この緑文字盤の事例に限らず、GMTマスター2よりもサブマリーナのほうが値動きするという傾向があるように感じますが、「デイトナの次に人気」というポジションが、もしかしたらGMTマスター2からサブマリーナに変わりつつあるのかもしれません。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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