つまり、この116400の黒文字盤は、今やZブルーの次に高いミルガウスとなっているわけですが、これまでの経緯を踏まえるとこのような序列となっていることに驚きます。
2007年頃の記憶からすると、116400GV以上の水準になったということが「凄い」といえ、また、最近の記憶からは、「2020年の白文字盤のような動き」ということになったことを不思議に感じます。
いずれにしても、この116400黒文字盤を2017年に50万円台で購入した筆者としては、今の値動きは狙い通りという側面があります。
著書の印税で116400黒文字盤を買った際、日刊SPA!の連載で「あえて値上がり難易度が高い腕時計を買った」と書いたのですが、その思惑は、「そのようなモデルでも値上がり体験ができる」ということを証明したかったからです。
そして実際、116400黒文字盤が今の相場になったことにより、筆者も30万円単位という値上がり体験となっているわけで、まさに狙い通りだったといえる結果となったのです。
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