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眠っていた巨人が目覚めたかのような動き、ノーチラス5711/1A-011

先のように、この5711/1A-011は2020年12月の段階で「2019年上半期以上の水準」に到達しましたが、そこから2ヶ月後の今となってはその水準を大きく上回っている状況です。

2020年12月⇒2021年2月という、たった2ヶ月間での変動額は、なんと220万円の上昇。これまで、眠っていた巨人が目覚めたかのような、ド派手な値上がりだといえます。

今、ノーチラスがこのような目立った上昇となっている理由として考えられるのは、5711/1A-010生産終了という噂でしょう。

ちなみに、この白文字盤、5711/1A-011についてはすでに1年前の段階で生産終了が発覚しているわけですが、現在の値動きは、1年前とは比べ物にならない派手さがあるといえます。

白文字盤、青文字盤ともに生産終了ということであれば、もちろん5711/1A自体が生産終了となるわけで、そういったことが今回の値動きに影響しているのだと思われます。

なお、生産終了によって急激に上昇という現象は、これまで多くのロレックスで起きていましたが、パテックフィリップとしては初のことだといえるのではないでしょうか。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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