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Dブルー文字盤よりも高い状態、シードゥエラー116600

116600のこれまでの値動きを見ると、この160万円台という価格帯は「かなり高くなった」という印象になるわけですが、興味深いのは他のモデルと比較した価格序列です。

その比較対象こそ、同じ2014年に登場したディープシーのDブルー文字盤なのですが、これまでの事例では、Dブルーのほうが高いという序列が当たり前でした。

116600は約3年という短期間で生産終了となったため、2017年以降100万円以上という水準となっている一方で、Dブルー文字盤はデビューした段階から100万円を大きく超える相場だったわけです。

実際、2017年頃までDブルー文字盤は、116520などSSデイトナよりも遥かに高い水準だったわけで、「最も高いSS現行モデル」という感覚でした。

しかしながら、そんな116660のDブルー文字盤の現在ボトム価格は、なんと約157万円という水準。

この116600のボトム価格は、約163万円ですから、今や「Dブルーよりも116600のほうが高い」という序列になっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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