デイデイトには、革ベルトといったモデルがありますが、ブレスレットを基準とした場合、以下のような価格序列になります。
2020年以前の相場をざっくりいうならば、19018が90万円前後、18038が110万円前後、18238が120万円前後、118238が170万円前後といった感覚でした。
それが今や、19018が132万円、18038が約154万円、18238が約169万円、118238が246万円となっているわけです。(いずれもシャンパン バー文字盤でのボトム価格)
ですから、今回この19018が以前と比べて「値上がりした」という印象となっているわけですが、デイデイトは全体的に値上がりしているわけで、「相対的な立ち位置は変わらない」といえます。
筆者としては、このオイスタークォーツが好きで前々からチェックしているため、今のような水準は「かなり高くなった」と感じるわけですが、他のデイデイトも値上がりしているため、「デイデイトとして特に優秀というわけではない」という点は寂しいと思います。
オイスタークォーツは、「単にムーブメントがクォーツ」ということにとどまらず、機械式とは異なる特徴的な見た目が採用。また、現行時の定価では、機械式よりも「高い価格」となっていたわけで、当時の最高級モデルを担う存在だったということになります。
ですから、何かとキャラクターが濃い19018は、値上がりした今も「最安値デイデイト」であるわけで、何かと興味深い1本だと思います。
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