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オイスタークォーツが130万円台になった、デイデイト19018

デイデイトには、革ベルトといったモデルがありますが、ブレスレットを基準とした場合、以下のような価格序列になります。

190181803818238118238

2020年以前の相場をざっくりいうならば、1901890万円前後18038110万円前後18238120万円前後118238170万円前後といった感覚でした。

それが今や、19018132万円18038約154万円18238約169万円118238246万円となっているわけです。(いずれもシャンパン バー文字盤でのボトム価格)

ですから、今回この19018が以前と比べて「値上がりした」という印象となっているわけですが、デイデイトは全体的に値上がりしているわけで、「相対的な立ち位置は変わらない」といえます。

筆者としては、このオイスタークォーツが好きで前々からチェックしているため、今のような水準は「かなり高くなった」と感じるわけですが、他のデイデイトも値上がりしているため、「デイデイトとして特に優秀というわけではない」という点は寂しいと思います。

オイスタークォーツは、「単にムーブメントがクォーツ」ということにとどまらず、機械式とは異なる特徴的な見た目が採用。また、現行時の定価では、機械式よりも「高い価格」となっていたわけで、当時の最高級モデルを担う存在だったということになります。

ですから、何かとキャラクターが濃い19018は、値上がりした今も「最安値デイデイト」であるわけで、何かと興味深い1本だと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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