(上記相場2013年は文字盤色が異なります)
このジュールオーデマというモデルは、創業者の名前から取られたモデル。
オーデマピゲには創業者が二人いて、オーデマさんとピゲさんなのですが、そのオーデマさんのほうの名前がつけられたモデル。
パテックフィリップで言うところのカラトラバ的存在なこのモデルですが、カラトラバのような知名度はなく、相場もカラトラバより安めです。
しかも、クロノグラフを“グランドコンプリケーション”扱い、つまり複雑時計と位置づけ高級機にしか搭載しないパテックフィリップとは異なり、あまりありがたくない、フツーな感じで搭載してしまっているオーデマピゲのクロノグラフ。
調べてみるとキャリバー2226というのを搭載していることがわかったのですが、自社製なのか他社製なのかは確認できませんでした。
ロイヤルオークの影に隠れて一般認知度がかなり低いこのドレスウォッチ。
文字盤の種類も多く、年代ごとに異なったりするので人気の分散を招くというマイナス点はもったいない。
筆者個人的には、このアラビア数字のインデックスモデルがかっこ良いと思い、インスタグラムを見てみるとぐっとくる写真を発見。
このベルト、着けこなし、かっこいいじゃないですか。
ちなみに、上記写真は金モデルですが、今回の記事のモデルはステンレススチール製。
ステンレススチールといってもこの時計、定価は約160万円とさすがは三雲ブランドの腕時計。
かつてはアクアノートもこの時計のように定価135万円に対して中古相場が60万円台という感じでした。
なお、過去相場より約11万円ぐらい値上がりしています。
普段、ロイヤルオークの影に隠れて見過ごしてしまうこの時計、70万円以下の選択肢として魅力的だと思います。
また、最近の相場は70万円前後な模様。
三雲ブランドかつ定価約160万円台の時計がこういう価格で購入できるって非常に良いですね。
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