カラトラバの中で最もモダンなデザインといったら5000でしょうが、それよりもっとモダンなのがプチコンプリケーションの5055。
このジュールオーデマのモダンさは5055のノリに近い感じがします。
しかも、デザインだけでなく中身も良いものです。
ムーブメントは手巻きのAP3090でしかも裏スケ仕様。
海外ではパテックフィリップのキャリバー215と比較討論されているAP3090。
当然日本の時計ファンからも評価が高いムーブメントの模様です。
多くの手巻きカラトラバの場合、裏スケ仕様じゃないためせっかくのムーブメントを眺めることは出来ませんが、この時計は裏スケですからムーブメントを眺めることができます。
これってカラトラバと比べて結構優位。
で、このような
この時計を見ていると「時計はカラトラバだけではありませんよ」って語りかかけているようにも見えますが、その語りかけはロイヤルオークの影に埋もれて届きません。
このピンクゴールドのケース、本当に良いですね。
しかもこれ、2010年と比べて約18万円の値上がり。
最近でも、この記事の時計と同じような価格で売れたりしているので、分かっている人からはそこそこ需要がある時計です。
このように一般認知度が低くても、時計の魅力に支えられる強い時計もあるのです。
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