このことによって、14270は、1999年の新品実勢価格を10万円ほど上回ったということになるわけですが、これでようやく「かなり高い時期に買ったとしても、その後値上がり」ということになります。
もちろん「その後」といっても、1999年は22年前。つまり、1999年の新品実勢価格を“大きく上回る”まで22年かかったわけですが、それでもかつてのプレミア価格を超えたというのは凄いと思います。
なお、70万円台という水準については、14270よりも先に114270が到達しているわけですが、114270の新品実勢価格は、デビュー間近でも40万円台。実際、2002年6月の新品実勢価格は税別40.5万円でした。
ですから、「かつての新品実勢価格を上回る」という観点では、114270は50万円台になった時点ですでに達成していたということになるわけです。
それに対して、この14270は、70万円台という水準になった今、ようやくそれを達成できたということになるわけですから、「感慨深い」という気持ちが強くなります。
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