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2016年水準よりも高い、タンクフランセーズW51001Q3

このタンクフランセーズのクロノグラフ、W51001Q3は2016年8月に約21万円という水準だったのですが、2018年3月には約19万円にまで下落。しかし、今では24万円となっているわけですから、回復したと同時に2016年水準よりも高くなったという状態です。

このW51001Q3は、「クロノリフレックス」と名付けられた機能が搭載されているのですが、これは何かというと「永久カレンダー仕様のクロノグラフ」であります。

3針が機械式、クロノグラフがクォーツという構成は、この時代のカルティエピアジェでよく見かけましたが、上級機種となるとクロノグラフが永久カレンダーとなるのも同じです。

このクロノリフレックスには、スモールセコンドが省略されているため、クォーツ特有のステップ秒針を日常的に見ることがないのが嬉しいだけでなく、デイト表示を機械が自動で調整してくれるという点が良いでしょう。

そのため、こういった機構を持つこのタンクフランセーズピアジェアップストリームは、コレクションの1本として、あったらあったで重宝しそうだと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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