黒文字盤の場合、青文字盤の“マット、サンレイ”といったように、通常文字盤の前期と後期で見た目が違うということがないため、GLNが2014年頃に製造終了という印象が弱いかもしれません。それに加えて、ドット部分だけがダイヤという仕様では、「よく見ないとダイヤ文字盤かが分からない」ということもあるでしょう。
実際、通常文字盤との差は、ドット部分のダイヤとデイト部分の枠であるため、一見すると通常文字盤の116613LNと同じにも見えるでしょう。
けれども、その「分かりづらい」ということこそ、マニア目線だとグッと来るポイントであるわけで、実際「黒文字盤+ダイヤ」という意外性も面白いと思います。
ですから、随分高くなったGLBに対して、黒文字盤のGLNは、気づかれにくいお得感のある1本だと思います。
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