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300万円超え、デイトナ白文字盤16520

16520『100万円台⇒200万円以上』となったのは、2018年4月のこと。そして、300万円以上となったのが2021年7月ですから、『200万円台⇒300万円以上』にかかった時間は、約3年3ヶ月となります。

これが「早い」か「遅い」かは、過去の16520の動きや、116500LNなど他の腕時計の事例によって変わってくると思います。

例えば、2017年までの16520の動き方からすると、『200万円台⇒300万円以上』に3年3ヶ月要したというのは、遅いという感想になるでしょう。

その一方で、116500LNの事例を考慮すると「早い」という見方もできます。

先のように、116500LNは、ここ数年、16520よりも値動きが目立つ傾向があったといえますが、それでも「300万円超え」となったのは、今年2月のことであるのです。

ご存知のように、116500LNは、白文字盤のほうが高い傾向がありますが、2月6日時点で白文字盤が300万円以上となっていることを確認。また、黒文字盤は3月27日時点で300万円超えとなっていました。

つまり、116500LNですら、300万円超えとなったのが今年の2月3月といった時期であるわけですから、それから4ヶ月程度の時間差で300万円超えとなった16520の値動きは「早い」ともいえるわけです。

いずれにしても、現在の16520は、文字盤色問わず300万円以上となっているため、2017年に感じたような「凄さ」があると思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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