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2015年以降としては最も高いといえるが、デイデイト118206アイスブルー

そして、この118206アイスブルー文字盤には、驚くことがもう1つあります。

それは、「2015年頃から大きく変わっていない」ということであります。

これまでお伝えした118206アイスブルー文字盤水準を示すと以下のようになります。

  • 2015年9月 約307万円
  • 2017年4月 270万円
  • 2018年4月 約253万円
  • 2019年6月 278万円
  • 2020年1月 318万円
  • 2020年11月 297万円
  • 2021年7月 約329万円
  • 全く変わっていないというわけではないものの、2020年1月まで「長らく2015年水準を更新できていない」という状況が続いていたことがわかります。

    また、2020年1月に310万円台となった反面、同年11月には290万円台に下落。この時点でも2015年水準以下となっていたわけです。

    現在の約329万円という水準は、2015年以降としては、過去最高値更新であるものの、それでも2015年9月水準との“差”は、約22万円に過ぎないため、ピンクゴールドの118205に追い上げられているということなのだと思います。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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