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黒文字盤が320万円台になった、デイトナ16520黒文字盤

さて、黒文字盤が320万円台となったならば、7月の段階ですでに300万円以上となっていた白文字盤がどうなっているかについても気になるといえます。

7月において、16520白文字盤は、約302万円という水準だったわけですから、黒文字盤が約322万円となった今、「黒文字盤に抜かされてしまった」という状況でも不思議ではありまえせん。

しかし、なんと白文字盤の現在水準は330万円という状況にまで変化。たった1ヶ月前と比べて30万円近くも値上がりしているのです。

というわけで、16520黒文字盤は320万円台という水準まで上昇したものの、白文字盤水準よりも高くなっていないわけです。

現在の16520の様子を見ると文字盤色に関係なく目立って変化しているといえるわけで、いずれにしても「凄い状況」だといえます。

今年の3月頃から16520は、目立った値動きをするようになったわけですが、そういった勢いが8月現在までにかけて継続しているといえるでしょう。具体的には、『数ヶ月で10万円以上』という値動きが続いているといえます。

2018年以降といった時期において、このような変化が続くというのは、あまりなかったといえるため、現在の状況は、16520としては久々だといえるかと思います。

実際、今年3月時点で黒文字盤は「久々に目立った値動きをしている状況」という様子だったわけで、そのときの水準は268万円だったのです。

それに対して、8月現在の状況は約322万円ですから、3月⇒8月で50万円以上も上昇したということになります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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