なお、5066A-010には本来ブレスレットは装着されていませんが、今回の個体には、純正ブレスレットが装着。現行当時から、「青文字盤をブレスレットにしたい」という需要はあったといえます。
実は、筆者もそのように考えた一人だったのですが、当時、時計店でたまに売られていたアクアノートの純正ブレスレット価格は24万円程でした。
今となっては、純正ブレスレットが24万円程度で入手できるのは「安い!」と驚かれるかもしれませんが、20年前の感覚ですと、安くはなかったのです。
というのも、5066A-010に純正ブレスレットの24万円を足すと、当時のSSアクアノートとしては、一番高い買い物だったわけで、割高感があったのです。
青文字盤は魅力的だけど、純正ブレスレットなら、最初からそれがついている5065/1Aを買ったほうが「お得」という思考になったわけで、実際筆者も2002年に5065/1Aを買っています。
けれども、そんな割高だった日本限定5066A-010は、2021年の今となってはしっかり「レア物」として評価されている状態。筆者としても、この青文字盤は、持っておけば良かったと思う1本であります。
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