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クォーツが300万円台に達している様子、アクアノート5064A-001

アクアノートとはいえ、クォーツモデルが『1年2ヶ月で約127万円の上昇』という値動きになるのは、インパクトがあるといえます。

ここ20年程の常識では、「クォーツ=不人気」であるわけですから、こういった価格帯にまで上昇するというのはありえないと思われても不思議ではありません。

なお、この5064A-001と同じ33mmサイズの機械式はどうなっているかというと、5066A-001は約443万円という状況。実は、機械式対クォーツという観点では、2020年7月と、2021年9月現在は同じ比率という様子。そういった意味では、この5064A-001は「クォーツだから」上昇したわけではなく、他のアクアノートと同じように伸びたということになります。

ただそれでも、「機械式と同じように伸びた」わけですから、かつての「クォーツ=不人気」というイメージからすると、クォーツは以前よりも評価されるようになったといえるかと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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