これ、新品で買っても値上がりという素晴らしい時計。
値上がりの原因は、チタンという希少種だからかもしれません。
パネライの腕時計は、より古くより希少というのが高値の要素なのですが、この時計の場合「より古く」には当てはまりません。
「より古く」が当てはまるのはせいぜい2002年以前。
2007年に発売開始というこの時計の場合、かなり新しい部類に入ります。
それにもかかわらずこの値上がり、立派だと思います。
やはり、
という内容はグッときます。
しかもパネライってサイズが大きいため重量も重くなりがち。
筆者は44mm革ベルトでも結構重量を感じたため、ブレスレットとなると非常に重いはずだと思います。
そこがチタンとなれば軽くなるため、つけ心地という実用面においても重宝する腕時計です。
多くのパネライのブレスレット仕様に見られる通り、非裏スケの金属製裏蓋はつけ心地的にも寄与することでしょう。
パネライのチタンモデルって若干黒っぽさが薄め。
この色合、非常にかっこ良いと思います。
しかもその色合いに、いかにもパネライというデザインがぴったり当てはまる。
チタンの時計って「いかにもチタン」というのが多く、それはそれで楽しいのですが、チタン枠の中である意味異色なこのパネライのチタンモデルは、それとは別の所有満足感なり使い勝手を提供してくれそうな1本です。
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