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1年前の“生産終了発覚直後”水準にまで回復、サブマリーナ116610LN

116610LNは、緑サブの116610LVとは異なり、2017年といった時代でも、それほど「入手困難」という印象がなかったモデルです。

そのため、あまり派手な値動きをしないという印象もあるのですが、そうはいっても、2018年以降の様子は違いました。

2017年まで116610LNは、80万円台に位置していましたが、2018年8月には90万円台、2019年4月には100万円以上となっており、さらにその3ヶ月後の2019年7月には110万円台に達していたのです。

ですから、2018年⇒2019年までの値動きは『80万円台⇒110万円台』となるわけで、1年未満といった期間で価格ステージが変化するという状況でした。

しかし、2019年夏の下落トレンド以降、116610LNの値動きは鈍化。2020年9月の生産終了発覚によって、久々に目立った上昇となったものの、その後値下がりし、結局回復するまで1年もの期間を要したのです。

116610LNは、今、1年ぶりに130万円台に回復したわけですが、2018年⇒2019年までの値動きを見ると、ゆっくり動くという状況にも感じれられます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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