エアキングの中に存在する変わり種といえばエンジンターンドベゼル。
通常ベゼルのエアキングのリファレンス『114200』に対してエンジンターンドベゼルモデルは『114210』とリファレンスが異なります。
エンジンターンドというベゼルは4桁リファレンス時代からあるデザイン。
昔のオイスターパーペチュアルを見るとよくエンジンターンドベゼルのモデルが出てきます。
そんなエンジンターンドベゼルですが、6桁リファレンス時代のエアキングにも採用されていました。
太めのインデックスが特徴的な6桁リファレンスのデザインに4桁時代を彷彿させるエンジンターンドベゼルという組み合わせ。
フェイスが大きく見えるので、2007年頃デビューの時計によく見られたように大型化されたのかとおもいきや、34mmというサイズをキープしています。
今年出た新作116900は40mmというサイズなのでだいぶ大型化されたエアキング。
116900は格好良く、それはそれで良いのですが、
という内容のこのエアキングにも良い要素はあります。
そしてなんとこの時計、2013年に20万円という相場だったのです。
で、当然そこから値上がり。
今年までに約17万円ほど高くなっています!
利回りはなんと28.3%。
エアキングってエクスプローラほどの人気度はないですが、便利な時計であるという点とこの価格帯から需要は結構多め。
ということで、2013年に20万円で10本ぐらい買っておけば、170万円のプラスになったかもしれません。
200万円でパテックフィリップもしくはランゲアンドゾーネを1本買うか、エアキングを10本買うか、投資としてはどちらでもOKです。
ま、複数買いということを狙うのならば、10本と言わずに20本ぐらい買っておけば、パテックやランゲよりも良い投資となったかもしれません。
ただ、腕時計投資最大の特徴である「楽しむ」という点は複数買いでは失われてしまうのが短所。
けれども、エアキングの場合は文字盤の種類が豊富なため、何色かコレクションする感じで複数買いするというのはアリだったかもしれません。
|