5桁世代のエアキングは、2016年頃まで20万円台前半という水準で購入可能でしたが、2018年には30万円前後となり、2020年にははっきり30万円台となっていました。
そして、2021年現在においては、既に40万円台という水準に到達。文字盤色に関係なく、14000のボトム価格は40万円以上となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年9月 の安値 |
2021年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
エアキング 青文字盤 (アラビア) 14000 |
中古 | 1年 2ヶ月 |
¥338,000 | ¥458,000 | 120,000 | 135.50% |
そんな14000の中で、今回ピックアップしたのは、青アラビア文字盤。これは、現行だった時期に、「1番人気」といっても過言ではなかった存在です。
なぜ、そうだったかというと、この14000の文字盤、『3・6・9』と「青」の雰囲気が、当時大人気だったエクスプローラー14270と似ているからです。
2001年1月において、エクスプローラー新品実勢価格の価格序列は「デイトナの次に高い」といった水準。約45万9000円という価格でした。(有名店の新品実勢価格)
それに対して、14000の青アラビア文字盤は約24.9万円(上記と同じ店舗の新品実勢価格)。
つまり、2001年1月時点では、14000青アラビアよりも、14270のほうが1.84倍ほど高かったということになります。
それに対して、現在の“14000青アラビア対14270”はどうかというと、14270のほうが1.59倍高いといったことになります。
14270といえば、70万円台という水準になったように「かなり高くなった」という印象ですが、実はこの14000、それに対して差が広がってるどころか、2001年比ではそれなりに迫っているといえる様子なのです。