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2年前と変わらない、オイスターパーペチュアル日本限定116000

この116000は、見た目がエクスプローラーに似ているという点が、大きな人気要素となっているわけですが、かつては、6桁世代エクスプローラー214270)と比べても「かなり高い」という価格帯に位置していました。

実は、2019年12月において、この116000日本限定モデルは、約101万円という水準だったのですが、当時214270(後期)は約72万円。前期に至っては約62万円だったのです。

ですから、2019年12月時点において116000日本限定は、214270よりも30万円―40万円ほど高いといった立ち位置だったということになります。

しかし、この116000日本限定は、現在水準が約102万円。1年前どころか、2年前から変わっていなかったのです。

そして、214270は2021年4月頃から「ガバッと上昇」したことによって、現在ボトム価格は約99万円(前期)という様子。後期については、110万円がボトム価格となっています。

となると、現在では116000日本限定よりも、214270後期のほうが高いという様子に変わってしまっているわけです。

また、214270前期と比べてもその差は3万円程度。2年前では39万円ほどの差だったことを考えると、かなり差が縮まったといえる状況であります。

以上のことから、私は今、この日本限定116000に非常に強い興味があるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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