そして、腕時計投資的にも相場の動きが非常に分かりやすいのがこの時計。
例えば、2000年にデビューした直後は約200万円というプレミア価格も当たり前でした。
そしてその後は、安い時には100万円を切る相場、高い時には100万円以上と値動きの乱高下も非常に綺麗な線を描いています。
例えば、上記は同じくD番での比較ですが、2011年12月は80万円ぐらいがこの時計の相場。(流通量が非常に多く年式によって仕様違いもあったりするため、同じD番で比較)
そして最近は約110万円というのがこの時計の相場です。
これ、2007年とほぼ同じ。
2007年も非常に腕時計が高い時期でしたが、その際118万円ぐらいが黒文字盤116520の相場です。
しかも数が多いこの時計、複数買いすればレバレッジ的なことが可能だったかも。
とはいえ、相場が安い時でも100万円ぐらいのエクスプローラと比べるとより多くの資本金が必要となるデイトナ。
ただし、値上がり額は約30万円とリターンが大きいのも確かです。
今年2016年のバーゼルで2000年以来16年ぶりに新型となったステンレスのデイトナ。
新型となったことにより116520の新品流通は順次なくなると思われますが、市場にはまだ存在しています。
ということで、通常生産終了となると値上がり傾向のロレックススポーツモデル。
ましてそれがデイトナとなるととんでもない値上がりとなるかとおもいきや、まだまだ値上がりとはなっていない模様です。
というか、110万円近辺という相場は昨年と比べると若干の値下がりとも思えます。
ただし、『デイトナ』。
油断は禁物です。
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