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こちらも2000万円台、ノーチラス5980/1A-001

5980/1Aには、青文字盤の5980/1A-001の他に、黒文字盤の-014、白文字盤の-019がありますが、いずれも2019年頃まで、最も高いノーチラスといった印象でした。

5711/1A-0101000万円以上という水準になったのは、2021年になってからですが、この5980/1A-0012019年5月時点で1000万円以上という水準に達していたのです。

しかしながら、ここ2年ぐらいにおいて5980/1A系はいずれのモデルも、3針、5712/1A-001よりも安価といった状態が続いています。

今回、この5980/1A-001は、1ヶ月で464万円ほどの上昇という値動きになったものの、それでもなお5711/1A-0105712/1A-001よりも安い状態に変わりありません。

とはいうものの、5980/1A系には、気になる要素があるといえます。

それは、この個体以外の5980/1A-0013000万円近い状態となっている点です。実際、5980/1A-014は、すでにいずれの個体も3000万円台に達しています。

現時点では、価格帯の乖離が激しいため、3000万円台といった水準になったとは断言できない状態ではありますが、今後そういった水準が安定するか興味深い状態だといえます。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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