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16520に迫る勢い、デイトナ116520白文字盤

そして、こういった値動きをしたことにより、今や11652016520に迫る勢いとなっています。

16520は、2017年上半期に、最も目立った値動きをする高級腕時計といっても過言でないほどの存在感でしたが、その際116520はあまり値動きせず。そして、そういった状態が、その後もしばらく続いていった結果、11652016520よりも“結構安価”となってしまったわけです。

16520116520との相場差は、2016年11月頃まで10万円程度でした。それが、2019年3月には、16520のほうが約89万円も高い状態に変化していたのです。

では、現在水準はどうなっているかというと、16520のボトム価格は約397万円(ABランク以上、白文字盤)。それに対して、116520(白文字盤)は、約361万円

つまり両者の差は現在、36万円程度。2019年3月には、その差は90万円程度もあったわけですから、だいぶ差が縮まったといえます。

なお、現在、文字盤色による相場はどうなっているかというと、16520でも116520でも黒文字盤のほうが高い傾向です。

これらモデルにおいて、「黒文字盤のほうが高い」ということは2015年まで「普通」のことでしたが、116500LNデビュー後は、11652016520においても白文字盤のほうが高いということがあります。

その後は、白文字盤も黒文字盤も、あまり変わらないといった感覚となったといえますが、今現在においては、不思議と、再び黒文字盤のほうが高い様子となっています。

なお、116520黒文字盤は、今月6日に記事で取り上げましたがその際は358万円という水準でした。

それに対して、現在の黒文字盤は約373万円がボトム価格という状況。2022年2月内の約2週間で、15万円程の上昇となっているのです。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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