サブマリーナノンデイトの114060は、今年3月水準が約165万円だったのに対し、現在水準は約150万円。この2ヶ月で15万円程の下落となっています。
ただ、このモデル、昨日お伝えしたデイトナ116506Aと同様、下落率が他の同世代人気モデルと比べて弱いのです。
例えば、GMTマスター2の場合、126710BLNRと116710BLNR、いずれも今年初旬に対して残価率が80%台。また、ミルガウスやエアキングなどは70%台といった状態で、パテックフィリップノーチラスも同じく70%台、アクアノートのRGモデルについては60%台となっています。
それに対して、この114060は値下がりしているものの、残価率は約90%。他の人気モデルと比べると、値下がり率が低いといえる状態です。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年3月 の安値 |
2022年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
サブマリーナ 114060 |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥1,658,000 | ¥1,501,280 | -156,720 | 90.55% |
さらに興味深いのは、この114060は、なかなかの需要があるという点です。
総合分析から、間近1ヶ月の売切比率を見てみると、114060は『>100%』という状態で、他の人気モデルと比べて需要がある様子だといえます。
ちなみに、同じサブマリーナでも緑サブの場合、現行の126610LVの売切比率が64%である一方、1つ前、すなわち旧6桁世代にあたる116610LVは32%です。
緑サブの事例を見ると、現行に対して人気が集中しているように感じられるわけですが、ノンデイトの事例を見ると“そうではない”ということがわかります。
ちなみに、サブマリーナノンデイトは、この114060も、現行の124060も売切比率が『>100%』という状態となっており、いずれも需要が高いといえる様子です。
114060の総合分析結果(相場と需要セクション)

124060の総合分析結果(相場と需要セクション)
