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現在相場考察

300万円を超え、ヨットマスター2 116681

2022年5月17日更新
ロレックスのヨットマスター2116681について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年1月の安値と2022年5月の安値を比較し現在相場を考察。この1年4ヶ月での変動は71万2200円の値上がりだった。

ヨットマスター2 116681についての考察(2022年5月)

2007年に初のスポーツ系コンプケーションモデルとして登場したヨットマスター2ですが、それから15年が経過した今でも『唯一のスポーツ系コンプケーション』に変わりありません。

デビュー当初は、YGとSSのみの展開となっていましたが、後にコンビとSSが追加。ただ、新しいことを取り入れるモデルといった感覚で、このヨットマスター2には、”コンビ”といっても、YGコンビではなく、スポーツ系初となるRGコンビが採用されています。

それがこの116681なのですが、2019年頃までの中古相場は、長らく200万円前後といった状態となっていました。

大きな変化を見せたのは、2021年1月だったのですが、その際中古相場が240万円台になっています。

そして、2022年の今、116681は再び変化を見せ、現在水準は約311万円という状況。ついに300万円を超えたのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ロレックス ヨットマスター2保証書 2016.06 116681 ランダム K18PG/SS メンズ 白文字盤 仕上げ済 美品

⇒1月下旬に310万円台になり、一旦下落したものの、現在でも310万円台

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年1月
の安値
2022年5月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター2
116681
中古 1年
4ヶ月
¥2,406,800 ¥3,119,000 712,200 129.59%

なお、この116681300万円超えとなったのは、今年1月でその際、現在と同じように310万円台に達していました。

その後は、一旦300万円を切るといった状況が見られたものの、現在では、再び310万円台となっている様子です。

ヨットマスター2は、その“最高級”というキャラクターから、2015年頃までは「圧倒的に高い」といった感覚があったわけですが、2017年以降はそういった感覚がなくなっていたといえます。

そういった意味で現在の変化は、他のモデルに対しての“差”を取り戻すかのような動きとも感じられます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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