腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

今年1月水準に戻った、サブマリーナ116610LN

2022年6月4日更新
ロレックスのサブマリーナー116610LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年2月の安値と2022年6月の安値を比較し現在相場を考察。この4ヶ月での変動は13万5000円の値下がりだった。

サブマリーナ 116610LNについての考察(2022年6月)

今年2月に170万円台に達した旧6桁世代のサブマリーナデイト。

昨年9月時点では130万円台だったのが、今年1月に150万円台となり、2月に170万円台となっていました。

しかし、そんな116610LNは今、値下がり状態。現在水準は約159万円となっているのですが、これは他の人気モデル同様『2月3月頃までガバッと上昇した後、今年1月水準に戻った』という典型的な動きだといえます。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年2月
の安値
2022年6月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
116610LN
中古 0年
4ヶ月
¥1,730,000 ¥1,595,000 -135,000 92.20%

この116610LNの『2月まで派手に上昇⇒その後下落⇒1月水準並に戻る』という値動きは、他の人気モデルでもよく見られる値動きでありますが、116610LNといったオーソドックスな存在がこういった様子を見せるというのは、この値動きが「今」を表していると感じます。

今年3月以降、中古相場のトレンドは一言で表しづらく、「値上がり、値下がり、停滞が混じっている」という表現にとどまっていたのですが、それが分かりやすくなったといえます。

つまり、現在は「今年になって急上昇したのが落ち着いている」という状態だといえ、「現在相場」の輪郭がはっきりしたと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。