腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
2022年7月27日更新

2002年水準よりも26万円安い、プロトコールXLクロノグラフ GOA26036

このプロトコールXLのクロノグラフは、2002年5月における新品実勢価格が約86万円(消費税5%税込換算)だったのですが、定価は140万円(税別)でした。

当時その価格帯に位置していた他のモデルは、パテックフィリップだとアクアノート5065/1Aなどであるわけですが、そちらは今となっては600万円以上という中古相場。

アクアノートは凄い事例だとして、もっとマニアックなモデル、例えばブランパンエアコマンドを見ても、2002年の新品実勢価格と比べると、2022年の中古相場のほうが高いという例は珍しくありません。

しかし、このプロトコールXLは、2002年の新品実勢価格約86万円に対して、現在、中古が約59万円で入手可能という状態。2002年水準よりも26万円安いのです。

ピアジェというハイブランドのK18モデル、なおかつ2000年代モデルのメンズサイズが、今の時代約59万円で購入可能というのは、びっくりといえるわけですが、「高すぎて買えない」と思っている方は、こういった時計を狙うのが良いのではないでしょうか。

斉藤由貴生 新しい著書のご案内

資産価値が上がる腕時計の賢い選び方
2021/12/20
192ページ

データでわかる腕時計投資の正解
2022/1/26
333ページ

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -