このプロトコールXLのクロノグラフは、2002年5月における新品実勢価格が約86万円(消費税5%税込換算)だったのですが、定価は140万円(税別)でした。
当時その価格帯に位置していた他のモデルは、パテックフィリップだとアクアノートの5065/1Aなどであるわけですが、そちらは今となっては600万円以上という中古相場。
アクアノートは凄い事例だとして、もっとマニアックなモデル、例えばブランパンのエアコマンドを見ても、2002年の新品実勢価格と比べると、2022年の中古相場のほうが高いという例は珍しくありません。
しかし、このプロトコールXLは、2002年の新品実勢価格約86万円に対して、現在、中古が約59万円で入手可能という状態。2002年水準よりも26万円安いのです。
ピアジェというハイブランドのK18モデル、なおかつ2000年代モデルのメンズサイズが、今の時代約59万円で購入可能というのは、びっくりといえるわけですが、「高すぎて買えない」と思っている方は、こういった時計を狙うのが良いのではないでしょうか。
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