GMTマスター2は、6桁世代から「かなり豪華なモデル」を出すようになりましたが、その筆頭といえるのが、116758SARUでしょう。
これは、GMTマスターのアイコンである「青赤」をサファイアとルビーで表現。文字盤はダイヤがぎっしりという、絵に書いたような超豪華モデルであります。
ちなみに、116758SARUには、通常のブレスレットと、中央がダイヤになったブレスレットがあるようですが、型番が同じでも相場が異なるので要注意であります。
ただ、中央がダイヤのブレスレット=高い方でも、2016年11月時点では約1382万円で購入することが可能だったわけです。
2022年現在の印象では、1300万円台という価格帯で「これほどまでに豪華なモデルが到底買えるわけがない」となるでしょうが、116758SARUの現在水準はどうなっているかというと、やはり1300万円台という水準ではありません。
では、116758SARUは現在どうなっているかというと、その答えは約4112万円。ちょうど6年前と比べて、なんと2730万円もの値上がり状態となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年11月 の安値 |
2022年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 (ダイヤブレスレット仕様) 116758SARU |
中古 | 6年 0ヶ月 |
¥13,824,000 | ¥41,127,900 | 27,303,900 | 297.51% |
2016年11月に、この116758SARUの記事を筆者は書いたわけですが、今でもその時の記憶ははっきり残っています。
当時の印象として1300万円台は、「高すぎて、すぐに誰かが買う」というような価格帯ではなく、この116758SARUも「値下がり」という様子だったのです。
そのときは、「こういった特殊なモデルは、値下がりするのは仕方がない」と思ったわけですが、蓋を開けてみたら、6年後には2700万円以上も高くなっているわけです。