デイトナといい、ノーチラスといい、コンビは値動きしないという印象があることだと思います。
2017年、デイトナ16520が活発な値動きをしていた際、16523は全くといっていいほど動かなかったわけですし、その後ノーチラスが目立って上昇していった際もコンビはあまり動かなかったという経緯があります。
なお、コンビのノーチラスは、基本的には3800世代までであるため、その対象となるのは3800/1JA。
3800/1JAは、3800/1Aが上昇する一方であまり上昇せず、2020年まで200万円前後といった価格帯で購入することができたほど。ちなみに、3800/1Aは2020年5月時点で380万円台に達していました。
しかし、そんな3800/1JAの様子は2020年11月から一変。このとき『9ヶ月で65万円の上昇』という動きを見せたのですが、これ以降は値動きが活発化した経緯があります。
2021年8月には約388万円となり、2020年のSS水準並みに到達。そして、2021年12月には約509万円となり、かつてのコンビ相場と比較して、かなり高い水準にまで上昇したわけです。
そんな3800/1JAですが、2022年11月現在の状況はどうなっているかというと、なんと600万円以上となっている様子です。
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年12月 の安値 |
2022年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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パテックフィリップ
ノーチラス 金文字盤 3800/1JA |
中古 | 0年 11ヶ月 |
¥5,098,930 | ¥6,174,850 | 1,075,920 | 121.10% |
この3800/1JAの事例からも分かるように“コンビが値動きしない”というのは過去のこととなっているといえます。
実際、デイトナ16523もここ最近はそれなりに値動きする様子があります。
3800/1JAは、今回500万円台⇒600万円台という変化を見せたわけですが、1年未満という期間でこういった値動きとなるのは、以前よりもさらにコンビが値動きするようになったということだと思います。