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2倍以上の水準、サントスガルベW20041C4

サントスガルベのLMサイズは、LMといってもケースサイズが29mm程度。とはいえ、それほど小さく見えないわけですが、正規店の方いわく「今の時代では小さいと言われてしまう」とのこと。

そういったこともあってか、これまであまり値動きはせず、長らく25万円前後という水準でSSもコンビも購入可能という状態がつづいていました。

ちなみに、このLMサイズには、自動巻とクォーツがありますが、上記「25万円前後」というのは自動巻の相場であります。

そんなサントスガルベのLMサイズでありますが、近頃「異変」が起こっており、かつてとは比べものにならないぐらいの価格帯にまで上昇。

このLMサイズのコンビモデルであるW20041C4は、2020年7月時点では約26万円で購入できたわけですが、現在ではなんと約54万円。実に2倍以上の水準にまで上昇しているのです。

なお、このW20041C4は、限定モデルということで文字盤が「アプライド仕様」。ただ、通常モデルとの相場差はそこまでなく、サントスガルベは全体的に高くなっている印象です。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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