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【1/3】80年代ヴィンテージの今、サブマリーナ168000

168000は、この1年3ヶ月間で約10万円の上昇となっているわけですが、2021年11月⇒現在でこういった伸びとなるのは、そこそこ優秀といえるかと思います。

現在、16610は2021年10月水準と同程度といった状況であるわけですが、それと比べても、168000は優秀だということが分かります。ちなみに、現在16800016610の相場差は約37万円と、以前よりもさらに“差”が広がっています。

80年代ヴィンテージは、2018年に「大きな伸び」となったものの、その後「停滞」するというモデルもあり、実際、現在水準が2018年と比べて値下がり状態というモデルが存在します。

しかしながら、168000については「2018年以降、きれいに値上がり傾向」となっているわけです。

ですから168000は、80年代ヴィンテージの中で、最も優等生的な相場といえるわけですが、なぜそのような評価となっているかというと、やはり「168000」という目立つリファレンスだからだと思いす。

「80年代ヴィンテージ」は今でも5桁世代との“差”が分からないという方がいらっしゃるかもしれませんが、そういった方でも「5桁の見た目なのに、リファレンスは6桁」と、168000には分かりやすいインパクトがあります。

ですから、そういった“分かりやすさ”ゆえに、この168000は評価されやすいのだと思います。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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