168000は、この1年3ヶ月間で約10万円の上昇となっているわけですが、2021年11月⇒現在でこういった伸びとなるのは、そこそこ優秀といえるかと思います。
現在、16610は2021年10月水準と同程度といった状況であるわけですが、それと比べても、168000は優秀だということが分かります。ちなみに、現在168000と16610の相場差は約37万円と、以前よりもさらに“差”が広がっています。
80年代ヴィンテージは、2018年に「大きな伸び」となったものの、その後「停滞」するというモデルもあり、実際、現在水準が2018年と比べて値下がり状態というモデルが存在します。
しかしながら、168000については「2018年以降、きれいに値上がり傾向」となっているわけです。
ですから168000は、80年代ヴィンテージの中で、最も優等生的な相場といえるわけですが、なぜそのような評価となっているかというと、やはり「168000」という目立つリファレンスだからだと思いす。
「80年代ヴィンテージ」は今でも5桁世代との“差”が分からないという方がいらっしゃるかもしれませんが、そういった方でも「5桁の見た目なのに、リファレンスは6桁」と、168000には分かりやすいインパクトがあります。
ですから、そういった“分かりやすさ”ゆえに、この168000は評価されやすいのだと思います。
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