この78番は、オメガのデッドストックムーブメントを搭載したモデル。2001年に登場した限定品で、75本が世に出た模様です。
そんな貴重な78番が、前回中古市場に登場したのは、2018年のこと。その際、筆者は78番の出現を逃さなかったため、しっかり記事にしたわけですが、その際の販売価格は約273万円でした。
2018年といえば、ノーチラス5711/1A-010が400万円台、デイトナ116500LN白文字盤が250万円以下(1月:約224万円、12月:約248万円)という相場だったわけですが、その時、このPAM00078は約273万円だったわけです。
そして、現在の様子を見てみると、5711/1A-010は1390万円、116500LN(白)は約436万円。2018年水準と比べると、大きく値上がりしている状態であります。
それに対して、この78番は約228万円というように、2018年水準よりも安価。これだけ尖っているモデルでありながら、値上がりするどころか、下落状態なのです。
筆者としては、このような状態の78番を今、とても積極的に検討したいと思っています。
斉藤由貴生 著書のご案内
データでわかる腕時計投資の正解 2022/1/26 333ページ |
|
資産価値が上がる腕時計の賢い選び方 2021/12/20 192ページ
|
|
もう新品は買うな! 2016/12/17 190ページ
|
|
腕時計投資のすすめ 2015/9/3 305ページ
|
|