今年の新作発表は3月27日に行われましたが、3月29日現在の116500LN白文字盤は、1月水準に対して約8万円の下落という状態。1月から大きく変わっていないといえますが、「上昇」ではなく「やや値下がり」という状態となっています。
近頃、新モデルが出た場合、旧モデルが値動きしないケースも目立ち、特に「新旧の見た目が大きく変わらない」という場合、そういった傾向があるといえます。
しかしながら、今回のモデルチェンジは『ステンレスのデイトナ』。すなわち“腕時計の王様”と呼ばれるような大人気モデルであるわけです。
新作発表から日が浅いとはいえ、ほぼ反応していない状態である116500LNは、「SSデイトナ」に対する“値動きする”という印象からすると、『意外と動かない』となるでしょう。
けれども、前回116500LNが登場した際、旧モデルとなった116520も実は「全く反応しなかった」のです。
その当時の様子は、今から7年前にしっかり記録しているので、2016年3月21日の記事を見ていただければと思います。
そういった意味でSSデイトナは、116500LN登場時と、今回の126500LN登場時、2度に渡って「生産終了による値動きがない」という状態になっているのです。
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