なお、126720VTNRには、今回取り上げたジュビリーブレスレット仕様の他に3連ブレスレット仕様があります。
相場としては3連のほうが安く、現在約318万円で3連仕様は購入可能となっています。
“デビュー直後水準から半値程度”といった派手な値下がりを見たのは、筆者の記憶としては、2007年のミルガウス以来であるわけですが、この126720VTNRは今後ミルガウスのような「一筋縄ではいかない値動き」となるのか否かが気になるところだと思います。
ただ、もしも126720VTNRが短期間で生産終了となったなら、ミルガウスとは異なる動きとなることでしょう。
近頃のロレックスは、「特殊要素」を含むモデルを短期間で生産終了とするケースが多く、それら短命モデルは上昇する傾向があります。
オイスターパーペチュアルのカラフル系文字盤だったり、2021年デビューのデイトナメテオライト文字盤等がその最たる例ですが、この126720VTNRもまた、それらと同じぐらい「目立つ存在」です。
このところ、ムーブメント世代交代のためか、“短命モデル”が以前よりも多いロレックスがでありますが、「目立つ存在」の短命モデルは評価される傾向があると感じます。
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