今年1月時点で5060A-001は、約512万円となっていましたが、現在では約564万円がボトム価格という状態に変化。
1月⇒4月の3ヶ月間で51万円ほど高くなっているのです。
なお、5066A-001についても1月⇒4月現在で若干の値上がりが見られます。
今年1月の5066A-001水準は約478万円でしたが、現在では約498万円に変化。
ただ、上昇幅は5060A-001のほうが大きいため、5060A-001と5066A-001の相場差は、現在約66万円となっています。
今年1月時点では、約34万円という差だったわけですから、ずいぶん差が広がったといえます。
なお、5060A-001については面白い点がいくつかあるのですが、その部分については前回の記事を御覧ください。
ちなみに、今回記事で取り上げた個体含め、現在売られている5060A-001は、すべてデイトが「ゴシック」となっています。
パテックフィリップが、デイトのフォントを明朝体からゴシック体に変更したのが1997年か1998年頃であるわけですが、5060A-001は「明朝」の個体が圧倒的に多い印象です。
しかし現在、なぜだか売られている個体のすべてが「ゴシック」という状態。ロレックスのように、「明朝」か「ゴシック」かで相場が大きく変わるということはないものの、筆者としては「ゴシック」の5060A-001が新鮮に感じます。
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