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2018年水準と大きく変わっていない、GMTマスター1675青赤ベゼル

このところの値動きといえば「2022年春まで急上昇⇒下落」となっており、一部モデルについては2021年8月水準並となっている場合もあります。

とはいえ、そういったモデルの場合でも2018年水準との比較となると「数十万円高」というのが当たり前。

例えば、ロイヤルオークの15202ST.OO.1240ST.01は下落した結果、現在2021年4月並という状態です。

15202ST.OO.1240ST.01は、2022年2月に約1779万円に達していたわけですが、現在水準は1024万円となっており、2021年4月と“ほぼ同じ”という状態にまで下がったといえます。

では、15202ST.OO.1240ST.01の2018年水準はどうだったかというと、その答えはなんと375万円(2018年12月)。

つまり、15202ST.OO.1240ST.01の場合は、2021年4月並となっている現在でも、2018年水準と比べると3倍近い水準であるわけです。

それに対して、このGMTマスター1675はどうかというと、以下の通り。

  • 2018年12月 1,426,000円
  • 2021年8月 1,498,000円
  • 2023年5月 1,682,850円
  • 現在水準と2018年12月水準との差が約25万円という状態なのです。

    このようなことを考慮すると、1675は、今におけるお得ロレックスの最高峰という感覚になります。

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    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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